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浅草は年間3000万人の観光客が訪れる
日本を代表する観光地の一つですが、
中でも一番の人気スポットである浅草寺。
そんな浅草寺には一体どの様な建造物があるのか、境内ではどんな楽しみ方があるのか、
見所をを簡単にご紹介したいと思います。
まず浅草寺といえば風雷神門、通称“雷門”です。
942年に建立されたあと消失しましたが、松下幸之助氏の援助で再建されました。
よくみると、真っ赤な大提灯の下には松下電器の銘が入っています。
門の左右には、大迫力の風神、雷神像が、動きのある力強いポーズで出迎えてくれます。
両像の裏側には、天竜、金龍という品格のある男女神が、静かにお寺を見守っています。
仲見世通りを抜けると、21.7mの高さの宝蔵門が堂々と建っています。
別名の仁王門が示す通り、門の左右は、筋肉隆々の、阿吽の仁王像が守っています。
上部の2層にお寺の什宝物が収蔵されています。
宝蔵門を抜けると、左手に五重塔が見えてきます。
高さ53mのエレガントな外観の塔で、最上階には仏舎利が収めてあるとされます。
宝蔵門の正面には本堂がありますが、そこに行く前に常香炉という大きな香炉の煙を
体の悪い部分に浴びてご利益を頂くのを忘れないで下さい。
本堂は、独特の急勾配をもった瓦屋根をもって堂々と建つ建造物です。
本堂にも赤い大提灯が吊るされていますが、実はこつらの方が雷門の提灯より一回り大きいのです。
せっかく浅草寺に来たのならば、観音様にしっかり願い事をしてから、おみくじやお守りも買ってみたいですよね。
浅草寺のおみくじは「観音百籤」とよばれるもので、昔から凶が多いことで有名です。
お寺のHPによりますと、それが古来そのままのおみくじの姿だとか。
“凶を引いても、辛抱強く誠実に過ごせば吉に転じる”ので、観音様のご加護をお祈りして下さい、とのことです。
お守りも様々な種類のものがありますが、中でも浅草寺独特なものが、
蓮の花弁の形の観音様が入っている、やはり花びらの様な形の「蓮弁守」、
生年に合わせた梵字が選べる、龍の鱗を象った「金鱗守」などがあります。
観音様のご加護を信じて、お一つ如何でしょうか。