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社会保険は万が一の時が来ないと保険料の負担を感じるばかりと思っていませんか?
実は毎年恩恵を受けていることがあるんです。
社会保険は医療、介護、年金、雇用、労災の各分野で、いざという時に助けてくれる保険です。


こうした給付を受けるためには日頃から保険料を負担しなければなりません。
会社勤めの人だと給料から天引きされていて、結構引かれているなぁ、と感じることもあるでしょう。
しかし一概に高いとばかりは言い切れません。

なぜなら社会保険料はその全額が所得控除され、所得税の課税対象にならないからです。
これに対し民間の保険会社などで加入した保険の保険料は控除額の上限が定められています。
万が一に備えて高額の保険に加入しても負担額が大きくなるだけですが、
社会保険はその性質上保険料の全額が控除され所得税の負担を軽減するよう措置が取られているのです。

会社勤めで無い人でも国民健康保険や国民年金に支払った保険料は確定申告で全額所得控除されます。
また1月から12月の間に失業期間があり、その間に社会保険料を支払っていれば
再就職先に申告すれば年末調整してもらえますし、間に合わなくても
確定申告することで所得税が還付されることもあります。
その他にも事情により家族の保険料を肩代わりして支払っていればその保険料も控除することが出来ます。

社会保険料とは社会生活をするうえでの必要経費として扱われていると言えます。
同じ支出でも経費扱いにならないものもたくさんある中で、全額が控除対象となる社会保険料は、
一概に高いとばかり言えないかもしれません。

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