「さあ、さつまいもを植えるぞ」
ちょっとだけ待ってください。
美味しく、丈夫なさつまいも作るためには植え方にもポイントがあります。

ほんの些細な植え方のミスが原因となっての味や品質が大きく損なわれてしまう可能性もあります。
失敗しないためにはさつまいもの植え方について、どのような点に配慮することがポイントとなるのでしょうか。

・無病の苗をしっかりと選ぶ

ご存知のように、さつまいもは苗で植えることになります。
失敗しないさつまいもの植え方とは、要するに、容易に病気にならない育苗をするということです。
病気にならない苗を植えるということは、まず第一として、苗自体が病気でないものを選ぶということです。
当たり前のことですが、実際にこれを行うことは、プロの技術ですので、
これからさつまいも栽培を始められる方の場合には、品質が保証されているものを選ばれることが無難です。

・種いもは消毒する

苗自体について無病のものを選ぶことは、それほど難しいことではありません。
問題は、貯蔵中に病気にかかってしまう可能性があるということです。
そこで、苗となる種いもは消毒をしなければなりません。
具体的には、50度弱のお湯で30分程度茹でることが効果的です。

・土壌にも注意

さらに、土壌もポイントとなります。
さつまいもは、あまり栄養が多い土で育てると蔓が育ちすぎてしまい、蔓ボケが生じます。
このように苗だけではなく、土壌にも配慮することがさつまいも栽培では大きなポイントとなります。