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■防衛大学校での教育

防衛大学校では、一般大学での教養・専門にあたる教育課程に加え、自衛隊に必要な訓練課程が課せられます。


訓練課程は、陸・海・空共通して行われる共通訓練と、陸・海・空それぞれに課せられる養成訓練に分けられます。

訓練は月に何回か定期的に行われるのですが訓練期間というのが設けられており、
春(4月下旬1週間程度)と夏(7月3~4週間程度)、冬(1月1週間)におおよそ分けられています。
教育課程においては、1年次は人文・社会学と理工学で分かれるものの、専攻での区別はありません。

なお、1年次の成績によって2年生以降に陸・海・空のどの専攻にいけるかどうかが決まるので
1年次の成績は大事だと言えます。
また、大学の授業は単位制で自分で好きな科目を選ぶことが可能です。
ここら辺は普通の一般大学と変わりありません。

■防衛大学校での訓練課程

訓練において、1年次は部隊施設を見学したり、気を付け、回れ右、前進めなどの基本教練を教わったりし
夏には東京湾を8kmも泳ぐ(遠泳)などが行われます。
他にも小銃の扱いや野営の仕方、カッターなどを学びます。
2年生以降は陸・海・空に分かれ、それぞれに応じた訓練を行うことになります。

ちなみに、教育課程の試験は前期は10月、後期は2月にあります。
防衛大学校の場合、進級に必要な科目を一科目でも落とすと留年となり、
同一理由による留年は認められていないため、留年してもう一度落とした場合は、退校となります。

毎年何人か成績留年による退校が出ているのでそこにも注意すべきでしょう。
ただし、進級自体は厳しくなく、普通にこなしていれば無事に進級できます。

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