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■防衛大学校の入試や倍率

防衛大学校の入試は採用試験の形をとっており、受験料はかかりません。
また、年齢制限があり18歳以上21歳未満(自衛官は23歳未満)でないと受けれらません。


一般入試は前期と後期に分かれ、それぞれ一次試験と二次試験の二回行われます。
一次試験は前期は11月、後期は2月下旬に行われ二次試験は前期は12月、
後期は3月に行われます。会場は一次試験は各県の地方協力隊本部、二次試験は防衛大学校の中で行われます。

一次試験では人文・社会科学は国語、英語のマークセンスおよび数学ⅠAⅡB、日本史、地理、倫政、
世界史の記述・マークの中から1科目に加えて小論文、理工学は英語・数学のマークセンスおよび
物理と化学の記述・マークの中から1科目に加えて小論文が課せられます。
なお、一次試験の合否は人文・社会科学は国語と英語のマークセンス、
理工学は英語と数学のマークセンスのみで決まり、残りの科目は二次試験で総合的に判断されます。
二次試験は身体検査および面接が行われます。

試験の対策についてですが、英語や国語、数学のマークセンスでは素早く解くことが求められます。
特に、英語の分量は試験時間の割には多めなので時間不足にならないように気を付けないといけません。
ですが、だいたいの問題はオーソドックスなので、私立あるいは国立の一般大を目指しているのであれば
過去問演習以外に対策は要りません。
なお、小論文についてですが、内容については小論文対策の本によくあるテーマばかりなので
そういった本で対策していくことが必要です。普段から新聞を読んでおくのも見聞が広められるので良いでしょう。

二次試験の対策についてですが、身体検査は募集要項に書いてある基準を満たしていなければ合格できません。
面接についてはなぜ防衛大学校を受験したかとか自衛隊とはどういうものかとか聞かれてきますので
答えられるようにしておきましょう。
他にも受験に行くとき近くを横切った高齢者が転んでケガをしてしまった。
助けようとすると受験に遅れてしまう。
そのときあなたはどうするか?など良識が問われることがあります。
面接対策の本を読むと良いです。

合格発表は前期は一次は11月下旬、二次は1月下旬、後期は一次は3月上旬、二次は3月下旬となります。

また、入試倍率は10倍前後となっておりますが、合格者数が多く補欠もかなり出るため
大学校の入りやすさとしては予備校が出す偏差値より若干下がると考えていいでしょう。

■防衛医科大学校の入試や倍率

防衛医科大学校の入試は採用試験の形をとっており、受験料はかかりません。
また、年齢制限があり、18歳以上21歳未満でなければ受けられません。
一般入試は年に一度、一次試験と二次試験の計二回行われます。
一次試験は10月に行われ、二次試験は12月中旬に行われます。
会場は一次試験は各県の地方協力隊本部、二次試験は防衛医科大学校の中で行われます。

一次試験では国語、英語、数学のマークセンスおよび国語、英語、数学に加えて
化学、物理、生物の3つの中から2つ記述式の試験が行われます。
一次試験の合否は、マークセンスでまず線引きを行い、
その後マークセンスと記述式を総合して決めるとのことです。
二次試験は小論文、身体検査および面接が行われます。

試験の対策についてですが、国語、英語、数学のマークセンスでは素早く解くことが求められています。
また、英語は比較的難易度が高めで一部マニアックなものも含まれているので
そうした問題を瞬時に見極めて捨てるといった工夫も必要です。
数学については簡単に解けるものを優先して解き時間のかかる問題を後回しにする必要があります。

国語は漢字の正誤や文法問題、文学史の問題も出るので防衛医科大学校を第一志望としているならば
そうした問題を落とさないようにしましょう。
記述式はどの科目も難易度が高く、英語に関しては一部マニアックな知識を要したり
解釈が難しい内容の英文が出たりします。
医学英語を身につけていると有利です。国語や数学は標準問題より上のレベルの問題が出ますが、
防衛医大特有の対策などは必要なく普段の演習の差がそのまま点数に結びつきます。

物理、化学、生物はリード文が理解できないと解けなかったり、一部マニアックな知識が必要だったりと
標準レベルの対策では歯が立たないかもしれません。
いずれにしろ、過去問演習をしっかり行う必要があるでしょう。

二次試験についてですが、身体検査は募集要項に書いてある基準を満たしていなければ合格できません。
面接についてはなぜ防衛医科大学校を受験したかとか第一志望はどこかなど聞かれたり
友人が○○で困っている、そのときあなたはどうするのか?といった良識などが問われることがあります。

志望理由については力試しで受験しましたと答えても合格する人もいるので
下手に嘘ついて言葉につまるよりは正直に話すと良いです。

ちなみに面接官の中にまれにキツイ人がいて、英語で自己紹介させられたりすることがあるかもしれませんが
出来なかったからといって落ちるということはありません(ちなみに中年の女性の方です)。
落ち着いた態度をとることが重要です。

小論文は小論文でよく問われるテーマが出題されます。医学部用の小論文対策も必要です。
受験する人はそういった対策本を読んでおくと良いでしょう。
試験時間は90分で1題800字~1000字程度なので比較的時間には余裕ありますが
書きなれていないと辛いかもしれません。

合格発表は一次試験は11月下旬、二次試験は2月上旬となっております。
また、入試倍率は20倍近くとなっており極めて高倍率でありますが、合格者が多く補欠もかなり出るため
大学校の入りやすさとしては予備校が出す偏差値より若干下がると考えていいでしょう。

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