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アベノミクスが実施されてから、その効果は徐々に出てきているようです。
今回はどのような効果があったか見ていこうと思います。


1金融政策の効果

これが一番効果が見えやすいかもしれません。
これまで円高によりライバルである韓国企業との競争で不利であった日本企業は、
円高の是正により反撃に転じており、その結果、
国内の求人率の増加、賃金の上昇など目に見える効果が出ています。
ただし長く続いた円高のため、多くの企業で工場の国外移転が進んでいたため、
その効果は思ったよりも出ていないという意見もあります。
実際日本銀行の政策会合でもその点が不安材料として出されたようです。

2財政政策の効果

公共事業の発注により、建設業界が活況を呈しているという報道がなされていますが、
これまでの不況の影響により建設業界を支える職人の数が減少しており、
公共事業を発注しても仕事をこなし切れれないという今までには考えられなかった影響が出ています。
また公共事業費の増大は国の借金の増加に直結しますので、そのまま何年も続けるわけにはいきません。
そのことを考えると素直に喜べないでしょう。

3成長戦略の効果

これまでに出ている効果としては、新規上場数の増加や待機児童の減少、
そして女性就業者の増加などが出ているようです。
またTPP交渉も進んでおり、TPP交渉妥結はさらなる規制緩和につながるという観測があります。
ただ成長戦略は3本の矢のうち一番効果が出るのが遅いと言われており、
この1、2年ではそれほどの効果は出ないとも言われています。
しかしこの成長戦略が上手く行かないことには日本経済の真の復活はありませんので、
成長戦略が軌道に乗ってほしいところです。

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