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アドレナリンとノルアドレナリンは、双方とも放出されることで交感神経を活性化させ興奮状態をもたらします。
共に筋肉中の血流と血糖値を上げ気管支を広げて危機的状況に対処しようとする点は同じですが作用は少々異なります。


アドレナリンとノルアドレナリンの作用は、それぞれどういうものでしょうか。

■アドレナリンの作用
1.引き起こされる反応
2.アドレナリンの弊害

それぞれを詳しく解説します。

1.アドレナリンが身体に起こす作用としては、心拍数の上昇、血圧の上昇、瞳孔の拡大が見られます。
体内に貯えたグリコーゲンからブドウ糖を作りエネルギーとし、次のアクションに備えます。

2.アドレナリンが不足すると心拍数や血圧の低下が見られ、活発さが失われた状態になり、
逆に過剰になると不眠症や高血圧を引き起こします。
ノルアドレナリンと共に供給過剰になると、安定をもたらす神経伝達物質セロトニンが不足し、鬱傾向が強まります。

■ノルアドレナリンの作用
1.引き起こされる反応
2.ノルアドレナリンの弊害

それぞれを解説すると

1.主に精神に働きかけ、心の働きを活性化させ、集中力が高まります。
放出により血圧が上がりますが、心拍数は増えません。
生きる意欲ややる気を司どると言われ、記憶や学習などにも影響を与えています。

2.供給過剰になると躁状態になり、不足すると無関心や無気力を引き起こします。
ストレスを長く受け続けるとノルアドレナリンは不足し、鬱状態に陥ります。
逆に過剰になると不安が高まり、糖尿病や高血圧を引き起こします。

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