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中古自転車を購入するときに心配するのは耐久性だそうです。
自転車に限らず中古品は「早く壊れる」というイメージがあるからでしょう。
確かに時間が経てばゴムは劣化しますし鉄部は腐食しますから、不安に思うのは当然のことでしょう。


では、自転車の部品はどのくらいで劣化するかご紹介しましょう。
まずは一般的な自転車のパーツを考えてみると、鉄部となっている主なものは、ハンドル・フレーム、車輪、チェーン・スタンドです。
これらのもので直接触る部分には塗料やメッキが施されていますので、傷さえなければ腐食を防ぐことができます。
駆動部分のパーツはグリースが塗られていて、油分が無くならなければ錆びることはありません。

消耗品ともいえるゴム素材には、ブレーキパッドやタイヤがあります。
経年による劣化よりも使用による摩耗に気を付けなければいけません。
摩耗によるタイヤの劣化は後輪の方が早く、一般的な体重であれば後輪は4500kmごとに交換する必要があり、前輪は6700kmで交換が必要となります。
毎日5kmを走ると後輪は約2年6ヶ月で寿命となりますので、中古の場合には一度はタイヤ交換が必要になると考えておくべきです。

一般的に前輪のブレーキパッドが摩耗して交換することは無いでしょうし、
後輪のブレーキシューも定期的にワイヤーの伸びを修正すれば、摩耗についての劣化は考えなくても大丈夫でしょう。

中古自転車に限らず消耗品を交換すれば、保管状況によっては何十年と使用できますので、
日頃からしっかりと管理をすれば長く使用することができます。

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