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「アチャアアアア!」の叫び声で日本でも1970年代に大人気を博した映画スターのブルース・リー。

彼は「総合格闘技の先駆者」として現在評価が高まってきています。


アクション俳優で同時に実際の武術家でもあったブルース・リーは、現在の総合格闘技が行っている事を1960年代に既に実践していました。
一例を挙げると、現在の総合格闘技の試合においては必須のアイテムとなっている「オープンフィンガーグローブ」という指の部分が5本に別れていてなおかつ指の先が自由に動かせる仕様の総合格闘技専用のグローブがありますが、ブルース・リーはこの「オープンフィンガーグローブ」を1960年代に既に自分で開発していました。

ブルース・リーが「オープンフィンガーグローブ」を開発した理由としては、彼が1960年代に武術家として活動をしていた時代に

「ボクシングのグローブでは相手の腕を掴みにくい。指を5本独立して動かす事が出来、指先が動かせるグローブを開発したい。」

という思いから、当時の彼の格闘技活動のパートナーであった武術家のダン・イノサントと共同制作でオープンフィンガーグローブを製作したのです。

アメリカの警察が警棒を使った訓練をする時に使用していたグローブを、ブルース・リーとダン・イノサントがお金を出し合って6組購入し、それらのグローブの指の部分を切り落として縫い合わせた、とダン・イノサント自身がかつてインタビューで答えていました。

ブルース・リーが1960年代から提唱し実践していた格闘技論やその技術は、現在の総合格闘技で行われている事のほとんど全てをやっていた事になります。
彼が1960年代に製作していた「オープンフィンガーグローブ」を世界の人達が目にする様になるのは、総合格闘技がブームになり始めた1990年代後半になってからです。

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