スポンサードリンク

ブルース・リーはアクション俳優でありながら同時に実践の格闘技を行う武術家としても知られていました。

今回は彼の「武術家としての実力」についてご紹介させていただきます。


ブルース・リーの武術家としての実力を裏づけするものとして、彼はアクション俳優と同時に行っていた截拳道(ジークンドー)という格闘技があります。
彼が香港時代の幼少期の時から学んだ詠春拳や節拳などのカンフー技術に、レスリング、ボクシング、サバット、合気道、柔道など様々な格闘技、そしてフェンシングのエッセンスを取り入れて彼が創始した截拳道は、主に相手の攻撃をさえぎりながら同時に自分の拳を相手に叩き込む、という極めて実践的な格闘技として知られ、現在でも截拳道のアメリカの道場を中心として世界中に截拳道を学ぶ門弟が存在しています。

ブルース・リーの代表的な技としてかつてアメリカで「ワンインチパンチ(One-Icnh Punch)」と呼ばれたパンチがあります。
これは相手から5cmほど離れた場所に自分の拳を置き、わずか5cmの距離から放つパンチで相手を倒してしまうという驚異的な技で、実際にブルース・リー自身が披露した時の記録映像も残っている技です。

ワンインチパンチはカンフーの世界では「寸勁(すんけい)」と呼ばれる打撃技の一つで、相手とわずかな距離しかない場合でも呼吸法や重心移動によって強力な打撃を生み出す事が出来る『奥義』として知られています。

ワンインチパンチは身体能力と呼吸の仕方、そして精神面での集中など全てが揃わないと成功しない技とも言われ、1960年代にブルース・リーのワンインチパンチを見て感激したハリウッドの映画スターであるジェームズ・コバーンやその他の格闘家達がこぞってワンインチパンチを真似しようとしましたが、誰もブルース・リーの様な本当の威力を持ったワンインチパンチを放つ事が出来なかった、という逸話があります。

スポンサードリンク

コメント

このページの先頭へ